APDC 2024 in KAGAレポート Demonstrations2

Demonstrations

Randy & TAP-J・・・Slung payload oscillation suppression

Randy & Leonard Hall・・・Fast rovers

Randy & Tridge・・・ModalAI Starling 2

Drone Japan・・・Indoor Auto with ModalAI Voxl

Michelle Ros・・・Mini copter (Sub 100g)

Fujikawa・・・Mini copter (Sub 100g)

Thomas・・・Mini copter (Sub 100g)

Miwa・・・Ducted fan boat

Miwa・・・Twin Turbo Fan Copter

Randy & TAP-J Slung payload oscillation suppression

ペイロードはコプターから40mのロープで吊り下げられ、コプターがジグザグに飛行することで敢えてペイロードを振り子振動させた。振動抑制機能をオンにすると速やかに振り子振動が解消され、ペイロードを目標位置から数cmの場所にタッチダウンさせることができ、歓声が上がった。ピンクのリボンは、飛行中のペイロードの回転防止用。

Randy & Tridge ModalAI Starling 2

ランディとトリッジはVOXL2フライトコントローラーにArduPilotをインストールしたModalAI Starling 2 MAX機を使って、屋内での自動サークルモード飛行を実演。VOXL2はModalAIの深度トラッキングカメラ、フライトコントローラー、コンパニオンコンピューターのすべてを1枚のボードに統合している。

Drone Japan Indoor Auto with ModalAI Voxl

Modal AI Voxl1を搭載したドローンでの室内空間の自動航行。GPSの代わりにEKFにVoxl1のデータを入れて自己位置推定を実施。(高さは気圧計を使用)Qground Controlを改造し、室内のマップを縮尺を合わせて組込み(今回は5mx5mのメッシュ画像)、その画面上でWaypointを置いて自動飛行をさせる。

Michelle Ros Mini copter (Sub 100g)

ArduPilotを導入した100g以下マイクロドローンのFPVフライトデモを実施。
小型機ながらHDZEROのVTXを搭載しており、低遅延かつ高解像度のデジタルFPV映像をゴーグルで観ながらスムーズな操縦が披露された。

Fujikawa Mini copter (Sub 100g)

100g未満の機体に小型サーマルと可視光の二つのFPVカメラを搭載しRCスイッチでそれらを切り替えられるデモが披露された。この機能によって小型機での暗所での飛行や遭難者の捜索が可能になる。
日本では100g以上の機体は登録・飛行申請が必要なので容易に飛行でできない事を受けて、ArduPilot初学者のハードルを下げるためにも100g未満機体の重要性を訴えた。

Thomas Mini copter (Sub 100g)

ESP32用ビルドされたArduPilotをインストールしたM5 StampFlyのフライトデモを実施。 操縦にはスマートフォンのQGroundControl経由で接続したゲームコントローラを使用し、とても安定した飛行ができることが披露された。QGroundControlでは機体の姿勢、フライトモード、バッテリー状態を確認することができていた。

Miwa Ducted fan boat

ボート型のドローンで、メインとサブの2つずつのダクトファンで動作。基地と機体はそれぞれがネットワークで繋がっており、スムーズに情報を共有していた。強風や荒波にもかかわらず、自由に前後に動かすことができ、目的地をキャンセルして走行ポイント変えても問題なく動作。十分なバッテリーを備え、3周ほど走行を続けることができていた。

Miwa Twin Turbo Fan Copter

縦長でコンパクトな木製ドローンが、人の手から1mほどの高さで飛行を開始し、2つのダクトファンと二次元推力偏向ノズルを使用しバランスを保ちながら、上下左右に飛行し、着陸を成功させた。


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