APDC 2024 in KAGAレポート 1日目

Day1 Schedule

8:00 Conference room open, check-in and get your name tag

8:30 Welcome

9:00 Presentations (presenters should join zoom, mute and deafen their PCs)

  • 9:00 Andrew Tridgell System Update
  • 10:00 Alexander Sandström Remote Aero Search-and-Rescue operations
  • 10:30 Peter Hall WebTools Update
  • 11:00 Bill Geyer Heli Updates (30 min)
  • 11:30 Asif Khan Visual Follow-me
  • 12:00 Willian Galvani BlueOS: User and Developer Friendly Companion Software

11:30 Bento lunch available (eat as you listen to presentations)

12:00 Kaga Athletics Field open (early access for those giving demos)

14:00 Copter Demonstrations : Kaga Athletics Field

16:00 Dinner + UGV, Boat Demonstrations : Shibagatayama Park

Andrew Tridgell System Update

BLHeliの供給停止によってオープンソースなAM32というESCファームを開発していて、ベンダーも増えてきている。 IPv4で接続できるEthernet(12.5Mbps)の接続性を改善、Ethernetポートを持たないFCでもシリアルポートでEthernetに接続できたり、 DroneCANをEthernetに流せたり、SITLのCANを物理CANポートと接続できたりなど強化されいる。 また、遠隔サポートシステムも充実し、CANバスデータを遠隔でデバッグできるようになったり、8000件以上のセッションがあった。 今後CANバックボーンからEthernetバックボーンになっていくと予想されている。

Alexander Sandström Remote Aero Search-and-Rescue operations

スウェーデンの海難救助は100年前から続く取り組みで、今回は素早く遭難救助するためのシステムを ArduPilotで開発。小型のVTOLドローンを風向に合わせて向きやピッチ角度を変更できる ランチャーボックスに収納し遠隔でフライト制御できる。モバイルネットワークで接続できるウェブUIの GCSも開発していて、オペレータだけでなくサポートスタッフと連携できる仕組みを備えていた。

Peter Hall WebTools Update

ウェブツールのアップデート、LogFinderはディレクトリにあるログファイルを分類、フライトルートの プレビューを簡単にみたり、パラメータ変更、Armingチェックなしの場合警告アイコンを表示する。 コンパスキャリブレーションが難しい機体のためにMAGFit、ジオフェンスをマップから生成してくれたり、 FCの傾きを可視化するツール、フィルターツールなど様々なアップデートがされてさらに使いやすくなった。

Bill Geyer Heli Updates

シングルローターのためのブレードピッチログメッセージが追加された。Copter4.5からDDFP対応もされて、 適応幅が広がった。ヘリのためのAutotuneも改善された。制御を安定させるためにノッチフィルターは有効 だがフェーズロスがある。ポジションコントローラーのMathモデル検証はSystemIDの利用、RTKを推奨している。

Asif Khan Visual Follow-me

ラズベリーパイで画像処理し、CAMERA_TRACK_POINT、CAMERA_TRACK_RECTANGLE、MAV_CMD_DO_GIMBAL_MANAGER_PITCHYAW MAV_CMD_START_TRACKING、MAV_CMD_STOP_TRACKINGメッセージで構成しフォローを実現している。 QGCでターゲットの領域を選択すればトラッキングできる。Gazeboでテストしていて、25FPSで処理できているとのこと。

Willian Galvani BlueOS: User and Developer Friendly Companion Software

ラズパイで動作しサーバとUIともにDockerコンテナで実装されて、VPNで接続されIPベースの通信ができる。 セットアップからモーターテスト、周辺機器の設定など便利なUIを提供している。BlueOS自身のアップデート もボタンでできる上に、wafで任意のファームをアップロードできる。今後はオンボード録画、 クラウドインテグレーション、セットアップを強化していく予定。サブマリンやボート以外のフレームでも使って フィードバック欲しいとのこと。


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